『土井徹先生の診療事件簿』 五十嵐 貴久
2009年 05月 31日
不況の波をもろにかぶってしまった就職難にあえぐ女子大生・立花令子は、母の「公務員になりなさい」との勧めにアッサリのり、国家公務員Ⅰ種試験を受けた。
それなりに出来がよかった令子は試験に受かったものの、警察庁に入庁してしまう。
どうやら、殉職した令子の父がその世界ではかなり有名だったらしく、「立花警視正の娘は他の省庁には渡せない」と上の力が働いたらしい。
警部補となって配属された南武蔵署でも令子は父のおかげで賓客扱い、つまりは何もする事がない。
暇をもてあます令子は、ある事件がきっかけで獣医の土井徹先生とその孫娘・桃子と出会う。
土井先生と仲良くなった令子は、管内で起こった事件(動物がらみ)をいっしょに解決していく事に。
ドリトル先生のような土井先生の知恵を拝借して、事件を解決するミステリー。
と書いておりながらドリトル先生は読んだ記憶はあるものの、話の内容はまったく覚えていない私。
それはともかく、軽い感じのミステリーでスラスラ読めて面白い。
ドラマ化なんてのも良いのかも。
令子にはアイドルを配し(長澤とか綾瀬とか)、あと動物と子供がくれば結構視聴率とれるかも!?
まぁ、別に私は現実にそうなっても見ないでしょうけど・・・って何が言いたいのかよくわからん。
あ、本はかなり面白かった事は、もう一回付け加えておきます。
by hiro-iti
| 2009-05-31 13:14
| 本