ほとんど読書感想、たまに日記、まれに映画感想。


by hiro-iti
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「この胸いっぱいの愛を」と「クロノス・ジョウンターの伝説」

著者:梶尾真治

映画「黄泉がえり」のヒットをもう一度、という事なのでしょうか。
同じ原作者と監督で10月8日より公開となるのが「この胸いっぱいの愛を」

好きな作家の作品の映画化は不安しかありません。
原作を超えた映画って観た事ないですもん。
期待が大きすぎる分、がっかりしちゃうんですよね。
それでも「映画化」という話題のおかげで原作者の他の作品が手に入りやすくなるのはありがたい。
中には絶版になりかけてた本が増刷になっていたり、文庫化されたりとおもわぬ収穫も。
今回は映画のノベライズを原作者自らが書き下ろすというおもわぬオマケがありました。

そこで原作となる「クロノス・ジョウンターの伝説」とノベライズである「この胸いっぱいの愛を」を読み比べて見ました。

二つに共通している部分
・クロノス・ジョウンターという過去に行けるタイムマシンが出てくる
・過去に戻って思い残していた事をやり直す
・登場人物の名前が一緒(でも別人)
はありますがほぼ別話。

正直言って原作の方がよかったです。
ノベライズの方は何だかあからさま過ぎるのです。
「ここ感動する所です」「ここ泣き所ですから泣いてください」と読んでいてわかる。
原作のようなじわじわっと来るものがありません。
なんでわざわざノベライズを出したんでしょう?
原作の方を大々的に売り出せばよかったのに。
なんか大人の事情があったのかな?

この胸いっぱいの愛を
梶尾 真治 / 小学館
ISBN : 4094080473




クロノス・ジョウンターの伝説
梶尾 真治 / 朝日ソノラマ
ISBN : 4257770104
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by hiro-iti | 2005-09-24 00:14 |