ほとんど読書感想、たまに日記、まれに映画感想。


by hiro-iti
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模倣犯

著者:宮部みゆき

公園で女性の右腕とハンドバックが発見された。
ハンドバックの持ち主が3ヶ月前に失踪した女性のものと判明し、右腕もその女性のものかと思われたが、「犯人」と名乗る男がテレビ局にハンドバックの所有者と右腕は別人のものだと告げる。
それを発端に明らかになっていく連続誘拐殺人事件。
狡猾な「犯人」は被害者の家族のみならず、警察、報道を手玉にとり日本中を騒然とさせるが、意外な形で事件は一旦、終結する。
だが、誰もが予期せぬ形で犯人は世間に再び姿を現し・・・。



事件の被害者、被害者の家族、ルポライター、警察、そして犯人、他にも様々な登場人物の描写がきっちり(どっさり?)書かれており、それぞれの立場や考えがすんなりと入ってくる感じ。
「犯人」の行動でさえ、賛成はもちろん出来ないけれども、不思議な共感を得てしまうほど。
それほど人物描写に優れた作品だと思います。
かなりボリュームのある本(文庫本で5冊。しかもそれぞれがすごく分厚いの)で、12月中旬からずっとこの本にかかりきりでした。
でもこのボリュームは全然、苦じゃなかったです。
読み終わったばっかりの今は感動と達成感がいっぱい。
宮部みゆきはやっぱりすごいなぁ。

模倣犯1
宮部 みゆき / 新潮社
ISBN : 4101369240
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by hiro-iti | 2005-12-31 02:20 |