ほとんど読書感想、たまに日記、まれに映画感想。


by hiro-iti
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トワイライト

著者:重松清

小学校の卒業記念に埋めたタイムカプセルを掘り起こすため、母校に26年ぶりに集まった同級生達。
カプセルに入れたものは当時の自分が未来の自分に残しておきたかった物。
スーパーボール、修学旅行の写真、雑誌の付録、使っていた筆箱など他愛のない物ばかり。
それでも当時はそれらがすべてだったし、将来は明るいものであると信じて疑わなかった。
しかし、40歳間近になった彼らには夢は夢でしかなく、現実は容赦なく襲い掛かってくる事を充分すぎるほどわかっている。
現実と折り合いをつけながら生きていくしかない彼らに、タイムカプセルに入っていた一通の手紙が問いかける。
「皆さんの四十歳はどうですか?」
「あなたたちはいま、幸せですか?」
と。

重松清の本は読み終わった後に心にズッシリときます。
もちろんフィクションですけど、なんともリアル。
30から40代ぐらいの人は必ず共感してしまうのではないのでしょうか。
リストラ、給与カット、左遷、昇進競争、ストレス、家庭不和・・・・この年代に降りかかってくるであろう厳しい現実が余すことなく書かれています。
余りにも夢のない将来を見せつけられた感があり、読了後、3日ぐらいは精神的に引きずりました。llllll(-_-;)llllll
あ~、自分の幸せって何だろう?

トワイライト
重松 清 / 文藝春秋
ISBN : 416766903X
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by hiro-iti | 2006-01-26 02:38 |