ほとんど読書感想、たまに日記、まれに映画感想。


by hiro-iti
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博士の愛した数式

著者:小川洋子

事故による脳の障害で、記憶が80分しかもたない元数学博士のもとに家政婦として赴いた「私」。
彼は毎朝、初対面となる「私」に誕生日や靴のサイズを尋ね、その得られた数字についての講釈をしてくれる。
日々の生活は博士は日中ずっと考え事して過ごし、「私」は邪魔にならないように身の回りの世話をするぎこちないものだったが、その生活に「私」の10歳になる息子が加わった事で歓びと驚きに満ちたものに変わっていく。


特に大きな事件も起きず、ただゆったりとした日々が過ぎていく感じがなんともいえません。
本の中に書かれている数式や「完全数」、「友愛数」といった数学用語については素直にその奇跡とも思える定義に感動できました。
これほどまでに数学(数字)について感動できる本ってないんじゃないでしょうか?
少なくとも数学の教科書からはこんな感動は得られませんでしたよ。

映画はどんな感じになっているのでしょう。
この本を読んでいる時は頭の中で「博士=寺尾」「家政婦=深津」と変換して読んでいたので、すでに映画は観てしまった気分なのですが。

博士の愛した数式
小川 洋子 / 新潮社
ISBN : 4101215235
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by hiro-iti | 2006-02-05 01:23 |