ほとんど読書感想、たまに日記、まれに映画感想。


by hiro-iti
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昔好きだった人

20代後半のころ、ものすごく好きだった人がいました。
付き合っていたという事ではなく、勝手なこちらの片思い。
10歳ほど年上のその人は自分の職場に来ていた営業の人。
その人はすでに結婚をして子供がいたし、自分もそこに割って入るほどの度胸もありません。
現実問題として万が一にもそういう仲に発展する可能性もなかったのですが。

それでもその人が顔を見せに職場に来た時は、何の用事もないのに近寄って話しかけてみたり、来ない日があれば「なんで今日は来ないのかな」とガッカリしてみたり。
二人の仲を夢想してみたり、その人の家族や住んでいる家が無性に気になったり。
それでも、「むくわれない恋」だと自らに言い聞かせて、なるべく平常心で接しようと努力していたものです。

ある日その人は担当が替わってしまい、自分の職場に顔を見せる事もなくなってしまいました。
それがきっかけとなってなんとなく気持ちも冷めていって、いや、むしろがんばって考えないようにしていたのです。

それが今日、久しぶりにその人に会いました。
幸か不幸か、昔ほどの思いはすでになくなっていた。
話をしていてもワクワク、ドキドキした感覚はまったく起きなかった。
理性が本能を抑えていたのか、本当に何の気持ちもなくなってしまったのかは自分でもよくわからない。
どちらでもかまわないけれど、その事実は「吹っ切れた」という証拠なのでしょう。
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by hiro-iti | 2006-03-10 22:40 | 日常