ほとんど読書感想、たまに日記、まれに映画感想。


by hiro-iti
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

にょっ記

著者:穂村弘

他人の日常って、ほんとうに奇妙なもの。ましてや鬼才ホムラヒロシともなれば。好評連載の単行本化。挿絵はフジモトマサルのひとこま漫画。

女性のエッセイは日常の小さな出来事を面白く掘り下げて書くのに対し、男性のエッセイは日常から離れたものが多い(世界中を旅して云々とか、いままで様々な山を攻略して精神的にどうだとか、血のにじむような努力をして今の自分があるとか)ような気がします。
(そんなにエッセイを数多く読んでいるわけでもないので、あくまでも個人的な印象です。)
「ああ、そういうことってよくあるよね」、「そんな見方もあったのか」と同じような生活、同じものを見ていても人によって様々な考え方がある事が非常に興味をそそられるので、今まで読んだエッセイと呼ばれるものは、女性によって書かれたものがほとんどでした。
「穂村弘」のエッセイはどちらかというと日常生活にそったもの。
ただ、それに男性特有の妄想が入り混じっていて面白い。
しかも本業が歌人のためなのか、ひとつの言葉に様々な思いがこもっている印象で文章が簡潔ながらも奥深い感じです。

にょっ記
穂村 弘 / 文芸春秋
ISBN : 4163247408
[PR]
by hiro-iti | 2006-03-12 01:18 |