東京タワー
2006年 03月 20日
著者:江國香織
高校の時からの親友、透と耕二はそれぞれ夫のいる年上の女性と付き合っている。
透の相手は母親の友人でもある輸入品のセレクトショップを経営する詩史。
透にとって、詩史と過ごす満ち足りた時間が生きる上でもっとも大切なものであり、これからもずっと一緒に生きていきたい女性は詩史だけだと思っている。
耕二の相手、喜美子はバイト先で知り合った主婦。
お互い肉体だけの関係だと割り切った付き合いであり、耕二には他に同年代の恋人がいる。
東京タワーが見守る街で、二組の対極的な恋人達が繰り広げる恋愛小説。
私好みではない、この小説。
友人から恋人の自慢話を長々と聞かされた後のような読後感。(つまりは、まったく興味のない話を本一冊分聞かされてしまったような感覚)
どの登場人物にも感情移入できない(←それは自分の問題では?)ので何の思いも湧き上がってこないのです。
そもそもオチがまったく見当たらないのがどうも・・・。
最近、本を貸し借りしている友人がこの本を貸してくれたんですけど、どんな感想を言えばいいのかしら。
東京タワー
江國 香織 / 新潮社
ISBN : 410133921X
高校の時からの親友、透と耕二はそれぞれ夫のいる年上の女性と付き合っている。
透の相手は母親の友人でもある輸入品のセレクトショップを経営する詩史。
透にとって、詩史と過ごす満ち足りた時間が生きる上でもっとも大切なものであり、これからもずっと一緒に生きていきたい女性は詩史だけだと思っている。
耕二の相手、喜美子はバイト先で知り合った主婦。
お互い肉体だけの関係だと割り切った付き合いであり、耕二には他に同年代の恋人がいる。
東京タワーが見守る街で、二組の対極的な恋人達が繰り広げる恋愛小説。
私好みではない、この小説。
友人から恋人の自慢話を長々と聞かされた後のような読後感。(つまりは、まったく興味のない話を本一冊分聞かされてしまったような感覚)
どの登場人物にも感情移入できない(←それは自分の問題では?)ので何の思いも湧き上がってこないのです。
そもそもオチがまったく見当たらないのがどうも・・・。
最近、本を貸し借りしている友人がこの本を貸してくれたんですけど、どんな感想を言えばいいのかしら。
東京タワー
江國 香織 / 新潮社
ISBN : 410133921X
by hiro-iti
| 2006-03-20 01:30
| 本