ほとんど読書感想、たまに日記、まれに映画感想。


by hiro-iti
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

ダ・ヴィンチ・コード

著者:ダン・ブラウン
訳:越前敏弥


ルーブル美術館のソニエール館長が異様な死体で発見された。
死体はグランド・ギャラリーにダ・ヴィンチの最も有名な素描『ウィトルウィウス的人体図』を模した形で横たわっていた。
殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大学教授ラングドンは、警察より捜査協力を求められる。
現場に駆けつけた館長の孫娘で暗号解読官であるソフィーは、一目で祖父が自分にしか分からない暗号を残していることに気づく・・・。


映画が公開されるという事で文庫版が発売になったので、やっと読むことができました。
ハードカバー版は一冊がかなり分厚い(しかも上下巻)イメージがあったのですが、文庫になってみるとそんなにボリュームがない。(上・中・下に分かれていますが)
コレって内容が一部カットとかされてるわけじゃないですよね?
ちょっと不思議。

実際に読むまで勘違いしていたんですけど、私、この本はダ・ヴィンチの絵画に関する謎を解いていく話だと思ってました。
・・・・違うんですね。
基本はミステリー。
それもかなり極上のミステリーだと思います。
ダ・ヴィンチ云々はあくまでの物語の小道具。
各章におしげもなく見せ場が用意されていて先が気になってしょうがない。
「この本のおかげで寝不足に・・・云々」という読者の声は嘘じゃありません。
だって徹夜して読んじゃったもの。
そのおかげで、今日は昼寝しちゃった・・・。
今日が祝日でよかった、よかった。

本の中に記載されている芸術作品や建築物などはすべて事実に基づいているとの事。
ダ・ヴィンチの絵に隠されている謎もある程度は正しい解釈なのでしょう。
読んでいると「ちょっと都合よすぎる見方じゃ・・・」と思わないでもないのですが。
事実はダ・ヴィンチ本人に聞いてみない事には分からないですけど、本の中に書かれている絵の解釈についてあの世のダ・ヴィンチが「俺の言いたい事がよく分かったな」とか「う~ん、その絵に関してはそんなに深読みしてもらっても困るんだよね~」なんて呟いている姿を想像してみると少し可笑しい。

映画化楽しみです。
カーチェイスなどのアクションシーン、絵画を目の前にしての謎解き、歴史的な建造物がふんだんに登場するなど映像化にはかなり向いている作品だなぁ、と思います。
本の巻頭にあるパリやロンドンの地図、ダ・ヴィンチの絵、建築物の写真を何度も見ながら読んでいましたし。
でも、トム・ハンクスはラングドン教授のイメージとは少し違うような・・・。

ダ・ヴィンチ・コード(上)
ダン・ブラウン 越前 敏弥 / 角川書店
ISBN : 4042955037
[PR]
by hiro-iti | 2006-03-21 23:39 |