ほとんど読書感想、たまに日記、まれに映画感想。


by hiro-iti
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蒲公英草紙 常野物語

著者:恩田陸

今年は世間的にも私的にも「恩田陸フェア」に突入中です。

世間的・・・・「夜のピクニック」のW受賞と映画化
私的・・・・・・出版されている恩田陸の文庫本をイッキ買い。

昔から、ハマッた作家の本をまとめ買いをする傾向が自分にはあります。
好きな作家の作品で自分が読んでないものがあるのは許せないみたいな。
赤川次郎のときは大変だった、、、(遠い目)。
でもまとめ買いにも私的なルールがありました。(←大げさです)
それは「文庫本しか買わない」。(ちょっと貧乏臭い?)

あえてルールの説明はしませんが(聞きたくもないでしょうし)、とにかくできるだけルールにのっとってがんばってきました。
が、ルールを破らなければいけないときがやってきました。
まさに「ルールは破るためにある」(←ルールが小さすぎます)
それがこの本「蒲公英草紙」と恩田陸です。

私的「恩田陸フェア」が始まったのはこの本の前作である「光の帝国 常野物語」がきっかけでした。
「常野一族」という不思議な能力を持った一族の姿を書いた短編集でしたが、どの話も印象に残る傑作ばかり。
その常野一族の話が長編になって帰ってきた「蒲公英草紙」。
読みたいけど文庫じゃない。
宮部みゆきの「理由」も文庫になるまで辛抱強く待った自分なのに。
でも読みたいし。
立ち読みじゃ満足できないし。

で結局買って、その日のうちに読んでしまいました。
「あぁ、買ってよかった、、、」
っていうのが感想。

春田家という常野一族の中では膨大な書物を暗記することができ、他人の記憶までも自分の物として「しまう」ことができる家族がでてきますが、主役はどちらかというと槙村家という田舎の大地主と周囲の人々。
槙村家を中心とした村全体がひとつの家族として成り立っていた時代。
いずれは終わりを迎えてしまう幸せな生活を春田家と槙村家の人々を通して語られていきます。

とにかくルールを破って買ってよかった。
破りついでに「夜のピクニック」をはじめ何冊か文庫になっていない物も買ってしまいました。
そのうちそれらの感想も書く事になると思います。


で、ルールを破った決め手はもうひとつありました。
それはこの本を買った日がボーナスが出た日だった事。
やっぱり世の中お金なのね。(←意味が違う)

蒲公英草紙―常野物語
恩田 陸 / 集英社
ISBN : 4087747700
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by hiro-iti | 2005-07-26 22:29 |