ほとんど読書感想、たまに日記、まれに映画感想。


by hiro-iti
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著者:荻原浩

「レインマンが出没して、女の子の足首を切っちゃうんだって。でもね、ミリエルをつけていると狙われないんだって。」
渋谷の女子高生を中心に広まった『レインマン』の噂。
実際は口コミを利用した、新発売の香水『ミリエル』を売るために企画会社「コムサイト」がでっちあげた話のひとつだった。
思惑通り『ミリエル』は順調に売上を伸ばすが、噂が現実のものとなったかのように足首が切断された女子高生の遺体が発見される。
噂を模した殺人犯の仕業なのか、それとも本当にレインマンは実在するのか?
警察の必死の捜査もむなしく、犠牲者が増えていく・・・。


「人の噂も七十五日」という諺がありますね。
間違えて「人の噂も四十九日」と覚えてはいませんか?
スミマセン、それは私です。
結構いい年になってから間違いに気づきました(苦笑)。

そんな事はともかく、なかなかに面白い本でした。
登場人物たちのキャラ設定が個性豊かで飽きさせない。
口コミによる販売戦略というのもなかなか興味深いです。
ただ「レインマン」の正体については「う~ん」といった感じでしたが。

最後の最後にかなり衝撃的な結末があり、特に最後の一行は驚愕です。
たったの一行のセリフなのに、それまでの謎が解明されてしまうという。
スゴイのひと言です。


荻原 浩 / 新潮社
ISBN : 4101230323
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by hiro-iti | 2006-03-29 22:45 |