ほとんど読書感想、たまに日記、まれに映画感想。


by hiro-iti
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

セカンド・サイト

著者:中野順一

キャバクラのボーイ・タクトは、店のナンバーワン・エリカにストーカー退治を依頼され、また気になる存在の新人キャスト・花梨に他人の近未来を知る不思議な力が備わっているのを知る。
エリカが何者かに殺害され、独自の調査を進めるタクトは、「夢丸」と呼ばれるドラッグの存在を知る。


私、恥ずかしながらこの歳になるまでキャバクラのような女の人が脇について酒を飲む、みたいなお店に行ったことないんです。
仕事で接待をするとかされるとかいうのもなかったし、好んで行くような場所でもなかったので。
そもそも酒はあんまり飲めないし、飲んだら飲んだであんまりハジケルようなタイプではなく、どんどん精神的に沈んでいくような(おまけにそのどよ~んとした空気を周囲に振りまく)、酒飲み達にもっとも嫌煙されるであろうタイプなのです。
ある程度、気心の知れている人と飲む時は大丈夫なんですが、初対面の人と飲む時はその傾向が顕著に現れるので知らないお姉ちゃんがつくお店は楽しめるはずもありません。

あぁ、また本とはまったく関係のない自分の話をしてしまった。
でもね、そんなキャバクラ知らずの自分でも楽しめる本だったのです。
中国マフィアやドラッグ絡みのミステリーでサクサクと読めました。
ただ、ストーリーの中心人物である花梨に「他人の近未来を知る不思議な力」があるという設定はいらなかったのではないのかと・・・。
そんなに目立ってなかったし、そんな超能力的なものがなくても話が進んでいったような気がするのですが・・・どうでしょう?
そういう日常とは外れた設定を出すのであれば、その設定をもう少し話のメインに持ってきて、その力を余すことなく使い切って暴れまくるみたいな話の方がよかったんではないかなぁ。
そういう話の方が自分好みなだけなんですが。

セカンド・サイト
中野 順一 / 文藝春秋
ISBN : 4167679817
[PR]
by hiro-iti | 2006-05-20 19:11 |