ほとんど読書感想、たまに日記、まれに映画感想。


by hiro-iti
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εに誓って

著者:森博嗣

山吹早月と加部谷恵美が乗車していた東京発中部国際空港行きの高速バスがジャックされた。
犯人グループは、都市部に爆弾を仕掛けたという声明を出していた。
乗客名簿には『ε(イプシロン)に誓って』という名前の謎の団体客が。
『φ(ファイ)は壊れたね』から続く不可思議な事件の連鎖を解く鍵を西之園萌絵らは見出すことができるのか?
最高潮Gシリーズ第4弾!


「最高潮Gシリーズ第4弾!」と断言されても、前3作との繋がりはさっぱりわからない。(読解力の問題か?)
どうやら真賀田四季という天才学者が裏に潜んでいる的な事が書かれてはいるのだが、残念、そっちが出ているシリーズは読んでいないのだ。
そして一番解せないのが西之園萌絵の存在だ。
彼女が他シリーズでの主役であり、かなりの人気キャラだということは何となく知っている。(そちらのシリーズも読んではいないのです)
ただ、このGシリーズでの主役は山吹と加部谷、そして海月の筈。(えっ、そうですよね?)
それなのに毎回、毎回、西之園はおいしい所をかっさらっていくように事件に首を突っ込んだり、自分の推理を披露するのはどういう事?
しかも、事件が解決してから「こういう事だったのよ」と説明しているだけで、事件を未然に食い止めようという事はしないのだ。
西之園の存在は、主演俳優が新人の映画に友情出演でちょっとだけ顔を見せたベテラン女優みたいな違和感だ。
ストーリーには直接関係ない役の筈なのに、その存在感ゆえに不自然に目立ってしまっている、みたいな。

いや、でもミステリーとしては面白いです。
今回のトリックも結構、意表をつかれました。
でも、同じようなトリックを他の話で読んだ事があるような気がする・・・、気のせいか?

εに誓って
森 博嗣 / 講談社
ISBN : 4061824856
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by hiro-iti | 2006-05-28 21:21 |