ほとんど読書感想、たまに日記、まれに映画感想。


by hiro-iti
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十字の刻印を持つふたり アニタ・ブレイク・シリーズ1

著者:ローレル・K・ハミルトン
訳:小田麻紀


アニタ・ブレイク―チャイナドールのように華奢で美しい若き女性。
だが彼女の職業はふつうではない。
特殊な技能で死者を蘇生させるのが仕事。
さらに彼女には裏の顔があった!
罪を犯したヴァンパイアを殺す処刑人として、闇の社会で恐れられていたのだ。
しかしあるとき、宿敵たるヴァンパイアからの依頼を受ける。
最近起こったヴァンパイア連続殺人事件の犯人をつきとめてほしい、と。
最初は断ったものの、ビロードの声を持つ美貌のマスター・ヴァンパイア、ジャン=クロードとの宿命的な絆に囚われてしまい、やむなく捜査にあたることになり…。


バンパイア(吸血鬼)を扱った小説や映画、漫画などはいっぱいありますよね。
自分が知っているだけでも、両手の指だけでは足りないぐらい。
という事は、世の中にはものすごい数のバンパイアのお話があるんではないかと。

確かに魅力的なモンスターではある。
永遠の命を持ち、大概が容姿端麗、闇夜にまぎれて現れ、首筋に牙を立て人の生き血を吸う姿はある意味幻想的だ。
ただ、世の中に同じタイプのバンパイアものお話が多すぎて、実際に記憶に残っているものは少ない。

この本はどうだったのかと言うと・・・、記憶に残らない方。
出てくるバンパイアの設定はよく知られているもの、よく使われているもので新鮮味はない。
主人公はヴァンパイア・ハンターでありつつ、死者を蘇生する事ができる「蘇生師」という一風変わった職業であったり、敵役のヴァンパイアが千年以上生きながらも、その容姿は金髪の美少女であったり、ヴァンパイア・ジャンキーの男性ストリッパーが出てきたりと、その手の耽美的なものが好きな方にはたまらない設定の登場人物が出てきたりする。
でも、そういうのを全面的に押し出したバンパイア物も結構、他にあるし。

長く続いているシリーズの第1巻目という事なので、2巻以降、登場人物のそれぞれの背景が明らかになっていくうちに、もっと面白くなるのかもしれないですけど。
今の所は・・・。

十字の刻印を持つふたり―アニタ・ブレイク・シリーズ〈1〉
ローレル・K. ハミルトン Laurell K. Hamilton 小田 麻紀 / ソニーマガジンズ
ISBN : 4789728455
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by hiro-iti | 2006-06-05 00:42 |