ほとんど読書感想、たまに日記、まれに映画感想。


by hiro-iti
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しずるさんと無言の姫君たち

著者:上遠野浩平

「よーちゃん、人は死ぬものよ。それはたとえ、どんなに綺麗なお姫様であっても例外ではない。そして死んだ者は、もう何も語ることはないのよ」
しずるさんが静かにそう語るとき、どんなに不思議な事件でも、それはもう解決している。
でも彼女がほんとうに知りたいことは何なのか、私なんかにはよくわからなくて…。
白い病室の中で少女たちが話し合うのは惨たらしい四つの殺人事件の話です。
それらはとても変わった事件で、被害者はなんだか、お伽噺の姫君のような有様なのでした。
白雪姫に人魚姫、眠り姫にかぐや姫みたいな奇妙な死者たち―物言わぬその人たちの代わりのように、少女たちは大いに語ります。
ねじれた謎を解くために、そして言葉にならなかった出来事をもう一度、はっきりと語り直すために。奇抜で不思議で突拍子もない、ちょっと意地悪なしずるさんの推理は、今回も容赦ありません―。
上遠野浩平が描く、安楽椅子探偵ミステリー、第3弾。


収録されているどの話も現実にはありえなさそうな事件にたいして、その謎解きはかなりあっさりとしている印象。
むしろ、こじつけっポイ気が・・・。
事件の真相がわかった時に「あーそういう事だったんだ!」という感じではなく「あーそういう事だったんだ・・・・・・。」という感じなのね(微妙な違い)。
特につまらなかった、というわけではないのですが。
ただ、表紙と挿絵が「萌え」系で、買う時にものすごく恥ずかしかったのですけれど・・・。
どうにかなりませんかね・・・、どうにもならないか。

しずるさんと無言の姫君たち―The Silent Princess In The Unprincipled Tales
上遠野 浩平 / 富士見書房
ISBN : 4829163747
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by hiro-iti | 2006-12-18 02:33 |