ほとんど読書感想、たまに日記、まれに映画感想。


by hiro-iti
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千里眼とニュアージュ

著者:松岡圭祐

史上最大のIT企業により、福祉を目的とした日本で48番目の都道府県「萩原県」が設置された。
衣食住のすべてが保障され、最先端の設備が整った萩原県は障害者達にはもちろん、ニートと呼ばれる無職の人々や失業者達にとっても地上の楽園となるはずだった。
だが、住民の多くが悪夢や金縛りに苦しむようになり、同じく萩原県の住民となっていた心理相談員「一ノ瀬恵梨香」は多数の相談を受ける。
時を同じくしてイラクより帰還した臨床心理士「岬美由紀」は、かつての敵「メフィスト・コンサルティング」より不可解な依頼を受ける。
いったんは拒絶した岬だが、萩原県を設置したIT企業の帝王、陣場の恐るべき陰謀を知り事件に巻き込まれていく。
萩原県のみならず日本の経済を根底から揺るがしかねない事態に岬は奔走するが、事態はさらに予想のつかない方向へ陥っていた。


千里眼シリーズの最新作でありながら、同作者の他作品「蒼い瞳とニュアージュ」の主役「一ノ瀬恵梨香」が登場。
例えれば「マジンガーZ対デビルマン」みたいな。
それとも「仮面ライダー大集合」か。
そんなお得感(?)の漂う一冊。

相変わらずの荒唐無稽なストーリー。
よく言えばハリウッド式。
でも、面白いんですよね。
頻繁に見せ場を作り、一気に最後まで読ませてしまうストーリー運びです。

千里眼とニュアージュ〔文庫〕上
松岡 圭祐 / 小学館
ISBN : 4094081003



千里眼とニュアージュ〔文庫〕下
松岡 圭祐 / 小学館
ISBN : 4094081011
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by hiro-iti | 2005-11-27 23:07 |
フレンズのファイナルシーズンのDVDが発売になり、今週末はずっとそれを見ておりました。
「あぁ、本当に終わっちゃったんだなぁ」と感傷にひたる今です。
まぁWOWOWで放送された物を知人に録画してもらい、すでに何回か見てはいたのですが。

10年も続いてきた、このシットコム。
毎回ほとんど同じセット内、同じメンバーで(それがシットコムというものですが)10年もやっていれば絶対に飽きてきそうなものですが、「フレンズ」はシーズンを重ねるたびに面白くなってきたように自分は思います。

なんでこんなにハマってしまったのか?
プロデューサーが素晴らしいのか、脚本家が何人もいて毎回「どうすれば面白くなるのか」を討論してきた結果なのか。

やはり主演の6人によるところが大きいかな。

ちなみに自分が好きな順番は
フィービー>チャンドラー>モニカ>レイチェル>ロス>ジョーイです。
正直言って、ジョーイってあんまり好きじゃない・・・・。
なのでスピンオフの「ジョーイ」は未見です。
一応DVDは購入したのでこれから見るつもりではありますが・・・。

フレンズ X<ザ・ファイナル> コレクターズセット
/ ワーナー・ホーム・ビデオ
ISBN : B000BIX84G
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by hiro-iti | 2005-11-27 22:09 | 海外ドラマ

探偵倶楽部

著者:東野圭吾

VIP専用の調査機関「探偵倶楽部」。
倶楽部のオーナ達の依頼を受け、冷静かつ迅速に調査を行う彼らにより、一見単純に見える事件の隠された真実が暴かれる。


この本に出てくる「探偵」と呼ばれる人たちは他のミステリ物と違って、決して出しゃばらない。
事件の関係者を一箇所に集めた挙句「犯人はアナタです!!」なんて事はしないのです。
調査した内容を依頼者に「真実はこうでしたよ」と提示するのみで、その後事件の首謀者や犯人がどうなろうが一切関知しない。
今までの「ミステリにおける探偵像」をぶち壊す作品でした。
やっぱり東野圭吾は短編の方が自分は好きだな。

探偵倶楽部
東野 圭吾 / 角川書店
ISBN : 4043718020
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by hiro-iti | 2005-11-21 22:35 |

フォーガットン

航空事故で息子のサムを亡くしたテリーは14ヶ月たってもまだ悲しみから立ち直れずにいた。
亡き息子の写真やホームビデオを見て感傷に浸る日々。
だが、ある日息子が写真の中から消えているのに気づく。
夫が勝手に息子の写真を捨てたのでは、と責めたてるが夫は知らないという。
息子のアルバム、ビデオが次々と消されていきヒステリーを起こすテリーに夫は「はじめから息子は存在しなかった。全部君の妄想だ」と告げる。
どうしても息子との生活が妄想だったとは信じられないテリーだが、航空事故の記録までも消されており疑心暗鬼に。
同じ事故で娘を亡くした男性を思い出したテリーは彼の元を訪ねるが、彼も娘などいないと言い張る。
だが、彼の家で子供の書いた壁の落書きを発見し、彼が娘の存在を忘れていた事に気づく。
そして、子供に関しての記憶を消し去ろうとしている何者かが姿を現し始める。

「自分の記憶が本当に正しいのか?」
そう問われると、自分は少し自身がない。
過去の記憶なんて美化しがちなものだし、同じ事を体験したはずの友人に「あの時は○○だったよね」なんて話しても、微妙に違っている事が良くある。
それでも、家族は何人だとか、自分の生まれたところは何処だとか、自分は何歳だとか、どこで働いているとか、どこの学校に行っていたとか、どこに住んでいたとか基本的な物は正しい記憶として残っているはず。
その基本的な記憶が実は違っていたら、かなりの恐怖である。
その基本的な自分の記憶が「すべて妄想だよ」と言われたら、おそらく自分は精神崩壊しちゃうだろうな。

そんな映画「フォーガットン」。
映画館で予告編を観てから気になっていたものの結局見逃してしまい、今回DVDでやっと観る事ができました。
「シックス・センス」以来、最も衝撃的なスリラー
とパッケージには書かれておりますが、「○○以来」とか「○○を超えた!!」とか書かれている映画に面白かった物はなかったよぁ、と一抹の不安を抱きつつ鑑賞したわけです。

結果は・・・
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by hiro-iti | 2005-11-21 02:28 | 映画

ネクロポリス

著者:恩田陸

故人と再会できる土地「V.ファー」。
西洋と東洋が奇妙に融合した「V.ファー」には「アナザー・ヒル」と呼ばれる聖地があり、そこでは死者を「お客さん」として迎える「ヒガン」という祝祭が毎年行われていた。
その不思議な祝祭「ヒガン」に興味を持った大学院生のジュンイチロウは、その実態を探るため「ヒガン」に参加するのだが、その年の「ヒガン」はいつもとは違っていた。
「血塗れジャック」と呼ばれる連続殺人鬼の出現、奇妙な儀式、天変地異。
「アナザー・ヒル」に何か異変が起きているらしいが・・・。

すべて読み終わるのに、ものすごく時間がかかってしまいました。
確かこの本を買ったのは1ヶ月ぐらい前だったはず。
文庫本じゃないと持ち歩くのに不便なので必然的に家でしか読んでいなかったんだけど、コレほどまでに読む終わるまでの時間がかかったのは、やっぱりあんまり内容に魅力を感じなかったからです。

すごく良く出来た本だと思います。
「恩田ワールド」の決定版
だとか
ミステリーとファンタジーの融合を果たした恩田陸の最高傑作!!
などと書評では言われていますが、まさにその通り。
アナザー・ヒルで行われる数々の奇妙な風習の描写、生者と死者の不思議な交流などの発想は素晴らしいし、ミステリーとしてもファンタジーとしても、またホラーとしても楽しめるエンターテイメントの大作です。

でも、なぜだか自分はあんまり楽しめなかったのです。
原因のひとつは物語の要となっている架空の土地「V.ファー」にいまいちのめり込めなかったこと。
もうひとつは内容がすこし難解だったので、一度読んだだけではわからない箇所がちらほらとあったこと。
でも結局は個人の好みの問題かなぁ。
時間をおいてもう一回読んでみると、案外違った感想になるかも。


ネクロポリス 上
恩田 陸 / 朝日新聞社
ISBN : 4022500603



ネクロポリス 下
恩田 陸 / 朝日新聞社
ISBN : 4022500611
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by hiro-iti | 2005-11-21 01:19 |

不思議な少年(4)

著者:山下和美

あらゆる時、あらゆる場所にあらわれる「不思議な少年」。
永遠の生を持ち、全能の彼が「人間」の本質を観察し続けるシリーズの4巻目。
今回は
田舎町に住む少女に隠された秘密。
不思議な水晶を持ち、自らを「猿」と名乗る老人。
一族を皆殺しにされた男の復讐劇。

と3つの話が収録されていますが、特に自分が印象に残ったのは1話目の少女の話。

のどかな田舎の風景、その田舎の暮らしを心の底から楽しんでいる少女がその生活に違和感を感じ始めるところからの展開がすごいです。
まさに起承転結(?)。
「転」の部分が転がりまくっていて、一瞬あっけにとられました(あぁ、詳しく書けないのがもどかしい)。

そういえば、この漫画の設定って「おろち(by楳図かずお)」といっしょだよね。
あぁ、怖かったなぁ「おろち」。

不思議な少年 4 (4)
山下 和美 / 講談社
ISBN : 4063724719
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by hiro-iti | 2005-11-11 23:24 |

黒い春

著者:山田宗樹

覚醒剤中毒死を疑われた少女の遺体から未知の真菌が発見された。
独特な形態をしているその真菌は人間の肺に潜伏し、5月になると爆発的に増殖を始め人間を死に至らしめる。
口から黒い粉を撒き散らし、口を押さえた手が真っ黒になって絶命する様から「黒手病」と名づけられるが、その感染源、感染ルートがいっこうに判明できないまま犠牲者が増えていく。
果たして、未知の真菌に対して人類は打ち勝つ事ができるのか?



黒手病の病態や治療法の解明の部分では医学ミステリー、真菌の起源を探るあたりでは歴史物、常に遅れをとる厚生省の対応のあたりは社会派、黒手病に冒された家族を見守るあたりでは家族愛、といろいろと楽しめる一冊です。

未知の感染症VS人類という話はいっぱいありますけど、かなりのめりこんで読みました。
オススメです。

それにしても、あの嫌われ松子の一生を書いた人と同じ人とは思えないです。
あまりの作風の違いにビックリ。

黒い春
山田 宗樹 / 幻冬舎
ISBN : 4344407164
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by hiro-iti | 2005-11-06 16:41 |
著者:山田真哉

ご存知、イケメン公認会計士「山田真哉」。
ミリオンセラーの「さおだけ屋は・・・」は立ち読みで済ませたくせに(←買え)、このシリーズはなぜだか毎回購入してしまう。
会計の事をわかりやすく盛り込んだ筈のこのシリーズ。
でも、自分が頭悪いせいかよくわからないです。

「固定資産」このあたりはなんとなく分かる
「売上純利益」儲かったって事?
「減価償却」え、何?
「損益分岐点」・・・・・?

読み終えた後は「会計監査って大変」という大雑把な感想しかありません。

女子大生会計士の事件簿 Dx.3 神様のゲームセンター
山田 真哉 / 角川書店
ISBN : 404376703X
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by hiro-iti | 2005-11-05 11:12 |

炬燵

文化の日に炬燵を出してしまいました。
炬燵は日本人の文化(?)です。
あぁ、幸せです。炬燵大好きです。

早速、炬燵に入りながらうたた寝(爆睡か?)したら1日が終わってしまいました。
炬燵って人間を堕落させるアイテムでもあるなぁ。
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by hiro-iti | 2005-11-04 01:56 | 日常

なぜなの?

仕事で、他会社の方と打ち合わせをしました。
あ、別にその打ち合わせをした担当者がイケメンだったとか、もろタイプだったのでドキドキしてなにも手につかなかったという話ではありません。(別の意味でドキドキはしましたが)

すでに、その担当者の方とは何回か会っているのですが、いつも不思議に思っている事が。

なぜだか、いつも鼻毛が出ているの。
それも「こんにちわ」って感じじゃなくて、「どーだ!」というように束で出てるの。

髪型もきっちりして、スーツもばっちり着こなしているのになぜその鼻毛?
流行のファッション?
それとも、ものすごく空気の悪い所にいつもいるの?
「鼻毛を決して切るな」という誰かの遺言?

鏡を見ないのかなぁ?
というか、見ろ!

自分の中で彼の名前は「鼻毛君」になってます。
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by hiro-iti | 2005-11-01 22:30 | 日常