ほとんど読書感想、たまに日記、まれに映画感想。


by hiro-iti
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製作年 : 1999年
製作国 : アメリカ


シカゴの新聞社に勤務するテリーサは浜辺で瓶入りの手紙を拾った。
誠実さが溢れるその手紙に心打たれたテリーサは、様々な手がかりをもとに、手紙の差出人がノースカロライナに住むギャレットという男性である事を突き止める。
ギャレットに会いに行ったテリーサは手紙の事を言い出せないまま彼に惹かれていくのだが・・・。


大人向けの恋愛ファンタジーとでも申しましょうか。
現実に起こりそうなんだけど、冷静に考えると「そりゃ、都合良過ぎるよ」と思ってしまう映画でした。
話の展開も特に意外性がなく、想像通りに話が進んでいく感じ。

過去に傷を持つ男と女が出会い→相手の過去や人柄に触れるにつれて惹かれあう二人→いざ関係を前進させようと思った矢先に二人の関係を引き裂く事件発生→でも、やっぱり二人とも忘れられない→結末へ

そんなストーリー運びです。
たしかに過去になんの傷もなく、のほほんと暮らしてきた恋人たちの話なんて、面白いどころか腹立たしいばかりだとは思いますが。

もし現実にこのような手紙を海岸で拾ったら、自分の反応は「ゴミを海に流すな!!」というこのニュースにあるようなものでしょう。
だってガラスの瓶に手紙を入れて海に流すなんて危ないじゃないですか。
砂浜で瓶が割れてしまったら、みんな怪我しちゃいますよ。
小さい頃、割れた瓶を踏んで足から血をドバドバ流して何針か縫ったことがあるんですよ、自分。
なので、こんな不法投棄は許されません!!(←夢のない・・・。)

でも、なんだかんだ言ってこの映画は自分のツボにハマっていたらしいです。
ちょうどCSのチャンネルを変えた時にこの映画の放送が始まり、気づくと食い入る様に見ていたのがその証拠。
やっぱり手紙の差出人がケビン・コスナーだったらねぇ。(コスナーは結構好き)
初めは無骨そうに見えたコスナーが、心を許していく過程で屈託のない笑顔を見せるようになる瞬間がたまりません。
結末は納得イカンのですが・・・。

メッセージ・イン・ア・ボトル
/ ワーナー・ホーム・ビデオ
ISBN : B00005HKX4
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by hiro-iti | 2006-02-26 22:43 | 映画

椿山課長の七日間

著者:浅田次郎

46歳という若さで突然死した椿山和昭。
現世と来世の中間にある中陰の世界《冥土》にやって来た椿山は、その場所で生前に行った罪を悔い改めることで極楽往生できるはずだったが、言い渡された罪は「邪淫の罪」だった。
残してきた家族や仕事の事が気になり、また、まったく身に覚えのない罪を償ういわれはないと異義を申し立てた椿山は7日間だけ現世に戻ることを許される。
生前の時とは似ても似つかない美女の姿となって現世に戻ってきた椿山は、別人として家族や関係のあった人達に会いに行く。


クスリと笑って、ホロリとさせる。
先が気になってしようがないのに、終わりが近づいてくるとなんだか悲しくなってくる。
そんな面白い本を久しぶりに読みました。

浅田次郎の作品の中では、かの有名な「鉄道員」を5年ほど前に読んだことがあるだけでした。
そのときの印象は自分としてはかなり薄く、正直今となってはあんまり話の内容も覚えていない。
つまりは自分好みではない作家だったのですが、それはものすごい間違いだった事に気づきました。
もしくは自分の好みが変わったのかも。

「いいんです。それでいいんです。私は愛してほしいとは思わない。自分の血が、それほど尊いものだとも思わない。心から愛する人たちに、幸せになってもらいたいの。」

このセリフを読んだ時はなんだか号泣してしまいましたよ。
う~ん、涙もろくなったのでしょうか。

椿山課長の七日間
浅田 次郎 / 朝日新聞社
ISBN : 4022643528
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by hiro-iti | 2006-02-22 23:10 |

博士の愛した数式

著者:小川洋子

事故による脳の障害で、記憶が80分しかもたない元数学博士のもとに家政婦として赴いた「私」。
彼は毎朝、初対面となる「私」に誕生日や靴のサイズを尋ね、その得られた数字についての講釈をしてくれる。
日々の生活は博士は日中ずっと考え事して過ごし、「私」は邪魔にならないように身の回りの世話をするぎこちないものだったが、その生活に「私」の10歳になる息子が加わった事で歓びと驚きに満ちたものに変わっていく。


特に大きな事件も起きず、ただゆったりとした日々が過ぎていく感じがなんともいえません。
本の中に書かれている数式や「完全数」、「友愛数」といった数学用語については素直にその奇跡とも思える定義に感動できました。
これほどまでに数学(数字)について感動できる本ってないんじゃないでしょうか?
少なくとも数学の教科書からはこんな感動は得られませんでしたよ。

映画はどんな感じになっているのでしょう。
この本を読んでいる時は頭の中で「博士=寺尾」「家政婦=深津」と変換して読んでいたので、すでに映画は観てしまった気分なのですが。

博士の愛した数式
小川 洋子 / 新潮社
ISBN : 4101215235
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by hiro-iti | 2006-02-05 01:23 |

宇宙神の不思議

著者:二階堂黎人

自称「名探偵」水乃サトルは、友人の武田シオンの彼女宣子より相談を受けた。
彼女は幼い頃、宇宙人に誘拐された過去があるというのだ。
俄然、興味をもったサトルは、大学の《宇宙人侵略対策地球評議会》というサークルの助けを借り真相を探り始める。
どうやら、宇宙人誘拐事件の裏には宇宙人を神と崇める《天界神の会》という新興宗教が関わっているらしいのだが


X-ファイルが好きだった(とは言っても第2シーズンまででしたが)私にとってはなんとも魅力的なテーマ&ミステリーの本でした。
《宇宙人侵略対策地球評議会》なるX-ファイルでいうローン・ガンメンのような人たちも出てきて面白かったです。
各章の始めに宇宙人に関する実際の(多分)新聞記事が載っており、宇宙人に対する造詣が深くなる(?)事もできます。
って言っておきながら宇宙人信じていませんけど、自分。
「いればいいなぁ」とは思っています。

宇宙神の不思議
二階堂 黎人 / 角川書店
ISBN : 4043495048
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by hiro-iti | 2006-02-04 22:05 |