世にも美しい数学入門
2006年 03月 06日
著者:藤原正彦/小川洋子
『博士の愛した数式』の執筆のための取材で知り合った数学者『藤原正彦』と作家『小川洋子』の数学に関する対談集。
書店で「博士の愛した数式」の隣に平積みになっていたこの本。(商売上手だな~)
思わず手にとってしまいました。
小説よりももう少し突っ込んだ数学の話が書かれています。
特に印象的だったのが、
「神様は不思議で、素数をあれほどアトランダムに不規則に散らしておきながら、ちゃんと秩序を隠している。」
「いろいろの級数の和にπ(パイ)が出てきちゃう。神様の悪戯のように。」
といったように「数学の公式は「神様の手帖」に記載されており、人間はその公式をすこしずつ解いているに過ぎない」、「神様は自然のあらゆるものにきちんとした秩序を作っている」と表現しているんですね。
数学と神様を結びつけるなんて、なんだか目からウロコでした。
「博士の愛した数式」を読んで少し数学に興味を持った人は是非読んでみてください。
世にも美しい数学入門
藤原 正彦 小川 洋子 / 筑摩書房
ISBN : 4480687114
『博士の愛した数式』の執筆のための取材で知り合った数学者『藤原正彦』と作家『小川洋子』の数学に関する対談集。
書店で「博士の愛した数式」の隣に平積みになっていたこの本。(商売上手だな~)
思わず手にとってしまいました。
小説よりももう少し突っ込んだ数学の話が書かれています。
特に印象的だったのが、
「神様は不思議で、素数をあれほどアトランダムに不規則に散らしておきながら、ちゃんと秩序を隠している。」
「いろいろの級数の和にπ(パイ)が出てきちゃう。神様の悪戯のように。」
といったように「数学の公式は「神様の手帖」に記載されており、人間はその公式をすこしずつ解いているに過ぎない」、「神様は自然のあらゆるものにきちんとした秩序を作っている」と表現しているんですね。
数学と神様を結びつけるなんて、なんだか目からウロコでした。
「博士の愛した数式」を読んで少し数学に興味を持った人は是非読んでみてください。
世にも美しい数学入門
藤原 正彦 小川 洋子 / 筑摩書房
ISBN : 4480687114
by hiro-iti
| 2006-03-06 03:16
| 本